(ワニマガジン社「robot」9巻)
4ページの漫画です。
平凡な日常を変えたくていろいろと工夫するのですが、なかなか思い通りにいかないシャチの調教師の女性のシャチの話です。
日常は変えようと思っても変えることができない、という内容でしょうか。
はたまた非日常は思わぬものによってもたらされうる、という内容でしょうか。
考えさせられるだけでも楽しくてしかたがありません。
しかし、我々の一時の結末がどのようになっていたとしても、冒頭にある「非凡だとしても、それが日常になってしまえば平凡である」といったような会話はいつまでも我々に付きまといます。
それは勿論死ぬまでそうであり、もし絶えず非日常を求めるのであれば、絶えず変わった行動をとらなくてはなりません。
そして、この作品にもあるように、それが自分の思っていた通りになるかどうかということは分からないわけです。
また、平凡な日常が好きだと言ったところで、それが続くとは限りません。
こう考えると、日常や非日常は偶然をもってして我々に降りかかるわけで、まるでヒドゥンクレバスのようです。
そのクレバスの中に何が待っているのか我々には分からず、たとえ日常を続けたとしても決してそれが幸せとも限りません。
考えるだけ無駄ということでしょうか?
自分が良いと思ったことを続けることは決して誰にも良し悪しを決めることはできないということでしょうか?
たった4ページでこれだけ考えることのできる私は非日常を繰り返している人間の側なのかもしれないですね。
あと、この作者の絵もかわいらしくて好きです。
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